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2009.05.27
そもそも、『構造計算』とは何か?
ここで、構造計算について説明しますと…
法律で定められている構造計算は、大きく分けて以下の4つからなります。
1.許容応力度計算(ルート1)
2.許容応力度等計算(ルート2)
3.保有水平耐力計算(ルート3)
4.その他(限界耐力計算・時刻暦応答解析)
このうち、4.は特殊な建築物に利用されるケースが多いのでここでは省略しますが、構造計算は『ルート1』から『ルート2』、『ルート3』とより精密に建物の強さを計算していきます。
そして、まず最初に、構造計算は『建物のすべての重さ』を想定し、調べることから始めますが…
その手順は、下記の通りです。
①建物の重さを調べる(建物自体の重量)。
②建物の床に乗せる物(人の重さや家財道具)の重さを想定する(積載荷重)。
③雪が積もった時に屋根にかかる重さ(積雪荷重)や、グランドピアノやウォーターベッド等のような特に重いものの重さ(特殊荷重)を考慮する。
④全部(建物+積載物+特殊荷重)の重さを合計する。
ここで、重さが基本になるのは、まず地球の重力に対して耐えられるかということです。
地震の時に建物に襲いかかる力は重いものほど大きくなるので、まず、建物の重さを調べないと何もわからないからです。
次に、「建物にかかる重さが力としてどのように伝わり、その力に耐えられるか」を調べて…
⑤建物にどのように重さ(下向きの力)が伝わるかを調べる。
⑥伝わった重さに材料が耐えられるかを調べる。
そして、地震や台風が来た場合を想定して検証し…
⑦地震が来た時にかかる力を、建物の重さから換算する。
⑧台風が来た時に建物にかかる力を調べる。
⑨地震や台風の時に建物にかかる力(横向きの力)に材料が耐えられるかを調べる。
と、ここまでが、ルート1の許容応力度計算です。
ここまでで、地震や台風に対して持ちこたえる建物かどうかをまず検証するのですが…
(つづく)
投稿者 鈴木
カテゴリー:[ SE構法ブログ ]
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